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AcroChatAI for Azure とは

Azure OpenAI ServiceとAzure AI Searchを利用したエンタープライズ向け生成AIアシスタントです。企業での利用を想定したAzure上でのセキュアな環境構築を行い、企業内で安全かつ効率的にプロンプトを活用するためのAIアシスタントを提供します。Microsoft EntraIDと連携したアクセス制御、プロンプトテンプレートの共有機能、利用回数の上限設定、利用状況の分析などを提供します。LLMが学習していない自社データをRAG機能によって活用可能であり、特に日本語文書を対象にした場合に発生する日本語検索固有の課題を解消する機能が備わっています。

本ソリューションのユースケース

セキュアな環境で業務の中で生成AIを活用して生産性を向上させたい方や、社内文書や蓄積されたナレッジを使って既存の業務を効率化したい方に最適なソリューションです。

本ソリューションが解決する課題

AcroChatAI for Azureを利用することで、次の課題を解決します。

1. 生成AIを使用する際に懸念されるセキュリティを解決し、安全な状態で生成AIを用いた業務効率化を可能にします。
2. 社内文書などのドキュメントを既存のナレッジを活用できないという課題を解決します（RAG環境の実現）。
3. 全文検索サービスを利用する際に日本語文書を対象にした場合に発生する課題（表記揺れ、送り字の違い、異体字など）を解決します。
4. データソースに対するアクセス制御、利用状況の分析、モデルの利用上限制御が可能です。
5. Microsoft SharePointのドキュメントをクロールしたデータ投入が可能です。

本ソリューションが内部で利用する主なAzureリソース

AcroChatAI for Azureでは、次のAzureリソースを利用して全体が構成されており、アプリケーションの使用許諾費用の他にAzureリソースの費用がかかります。

1. Azure App Service
2. Azure OpenAI Service（利用モデルとトークン数による従量課金）
3. Azure AI Search (S1)
4. Azure Cosmos DB
5. Azure Blob Storage
6. Azure Batch
7. Azure Contaienr Instances
8. Azure Private Link
   
   

Azure OpenAI ServiceはEast USかJapan Eastリージョンにデプロイ可能です。

それぞれのリージョンで以下のモデルを使用します。

East US

• gpt-4o(2024-11-20)
• gpt-4o-mini(2024-07-18)
• text-embedding-3-small

• gpt-4o(2024-08-06)
• gpt-4o-mini(2024-07-18)
• text-embedding-3-small